eneloop乾電池で、iPhone6s をどのくらい充電できるのか

1週間に1回程度充電すれば良かった、初期のPHSと比較して、現在のスマホはたいへん電力食いです。

iPhone 6s も例外ではなく、便利に使っていたら1〜2日でバッテリーが尽きてしまい、充電の必要に迫られます。ところが、近くに充電できる設備が無い場合に盗電するわけにもいかず、災害で停電した場合は、手持ちのモバイルバッテリーが頼りになることもあります。

モバイルバッテリーに使われるリチウムイオン電池は、容量が大きいのが良いのですが、一度バッテリーを使い切ってしまうと、周りに充電する設備がない場合はどうしようもなく、また、充電できるコンセントを貸してもらった場合でも、充電が終わるまではそこから移動できなくなってしまいます

そんなときに、コンビニやスーパーで買えることもある、eneloop やエボルバ乾電池から充電できるUSB対応機は、頼もしい味方です。

eneloop 乾電池で、実際に iPhone 6s を充電してみました

eneloop の単三乾電池を2本×2組を準備し、サンヨーから発売されていた「eneloop スティックブースター」を用いて、実際に充電してみました。

SANYO eneloop スティックブースターとiPhone6s

結果は以下の通りです。

eneloop(スタンダード)×2本で充電できるのは、iPhone 6s の約30%

まず、実験直前に満充電にした eneloop 単3形(スタンダード:1,900mAh)×2個セットで試しました。すると、約1時間半ほどできっかり30%を充電できました(下図)。

eneloop 単三2本で、30%を充電できました。

1年半放置していたeneloopでは?

次に、約1年半放置していた eneloop 単3形(スタンダード:1,900mAh)×2個で試したところ、28%を充電できました(下図)。eneloop が出る前のニッケル水素電池は、2週間程度でほとんど放電していた事を考えると、頼もしいものですね。

1年半放置していたeneloopでは、28%充電できました。

 

eneloop 乾電池をスマホの予備バッテリーにするメリット

eneloop乾電池をモバイルバッテリの代わりにするメリットはいかの3つです。

  • eneloop は数年ほおっておいても、電力を保持している(10年で70%)ので、非常用に保存しっぱなしでも安心
  • eneloopは充電済みの状態で販売されているので、コンビニやスーパーで買い足して、移動しながら充電ができる
  • リチウムイオンのモバイルバッテリーよりは、温度変化などの環境に強い

その一方でデメリットもあります

  • スマホへ給電するには、電池の質量・体積に対して、電力量が少ない
  • 微妙にコスパが悪い一面がある
  • 小型の「スティックブースター」が廃番になってる(まだ市場には出回っていて、Amazon等でも買えますが)

現行のeneloop対応USB充電器とは?

現在では、eneloop充電器と、eneloopからのUSB給電がセットになった新型が発売されています。少々体積が大きいのが難点ですが、ACアダプタ+eneloop乾電池+スティックブースターをセットで保存/持ち歩く事を考えたら、大した差がないかもしれません。

販売元のPanasonicでは、この充電器に満充電した eneloop(標準タイプ)を4本挿して「約1,400mAhの内蔵バッテリーを有するスマートホンを、70%充電できる」と案内しています。eneloopの標準タイプは1本1,900mAhあるので、4本で7600mAhを使い、スマートホンに980mAhを充電できる、としているわけです。※数値が釣り合わないのは、スマホのほうが電圧が高い為です。

先ほどのサンヨーのスティックブースターでの実験では、満充電2本で約30%×2組が、合計で iPhone 6s(1,715mAhのバッテリー容量) の60%弱を充電できたました。計算すると 1,029mAh を充電できたことになります。同じ4本で49mAhの差があるのですが、まぁ…誤差の範囲内みたいなものでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。