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TOAST 18 が起動しない場合の対処方(結果コード= -35)

Roxio TOAST 18 は、正常にアプリを終了できなかった際、次の起動時に以下のようなダイアログを表示して起動しなくなる場合があります。

「アプリケーションを正常に起動または終了できませんでした。原因:the volume couldn’t be found 結果コード= -35」

この場合、アプリを再インストールしても症状は改善されません。以下の初期設定ファイルを削除すると、正常に起動されるようになりました。

(クリックで拡大します)

ユーザ名 → ライブラリ → preferences → com.roxio.Toast.plist を削除。

macOSがスリープから復帰する度に、Bluetooth設定アシスタントがでる場合

Macを電源投入し、OSが立ち上がった直後や、スリープから復帰する度に毎回「Bluetooth設定アシスタント」が表示される場合があります(下図)。

Bluetooth設定アシスタント
起動後やスリープ復帰の度に表示される「Bluetooth設定アシスタント」

この現象は、起動やスリープ復帰の際のある瞬間に、キーボードやマウスをきちんと認識しきれなかった場合に表示されます。Bluetoothではなく、有線でキーボードやマウスを接続し、どちらも正常に使えているにも関わらず表示される場合もあります。

原因は、マウスやキーボードの互換性

Appleのジニアスバーで検証したところ、この現象は、Macとの「完璧な互換性」が不足している、サードパーティー製品のキーボードやマウスを接続し、なおかつMac本体でBluetoothをオンにしている場合に発生します。

一件、キー入力やマウスカーソルを正常に動かせていても、この「完璧な互換性」が不足していると、このような症状になります。

最近は、iOS機器とのユニバーサルクリップボードや Hand Off を利用する為にMacのBluetoothを常にオンにしている事も多いので、このようなトラブルに遭遇する機会もあることでしょう。

対処方法はアップル純正品を使うか、完璧な互換性がある製品を使う

スリープ復帰の度にBluetooth設定アシスタントを終了させるのもうざったいので、なんとか対処したいのですが、このトラブルはソフトウェアの設定等では解決できず、互換性に難があるハード(マウスまたはキーボード)を交換するしかありません。

当方では、Kensingtonのマウス「Pro Fit」シリーズを、macOS sierra 10.12.3 + MacPro (2013) で使用した際に100%再現しました。また、AppleStore 福岡天神店のMacProでも再現したので、他の製品(マウス等)でもみられる現象かもしれませんね。

個人的には、Kensingtonのマウスは様々な機種を15年以上も愛用してきたので、ちょっと残念な気になっています。

macOS用のFTPクライアント「Filezilla」は、マルウェア(アドウェア)に汚染されているのではないか

以前、MacOS X 用の WebDAV 対応のFTPクライアントソフトを探していた際、フリーの「Filezilla」を試した事がありました。
souce forge からダウンロードしたものをインストールしたところ、画面に広告を表示するアドウェアをインストールされてしまい、すぐにバックアップのシステムと入れ替えて修復する事態になりました。(この時、Mac用のESETはこれを見逃しました。現行のESETでは、後述の通り検出するようです)

現行の Filezilla からマルウェアが検出されています

それ以来、FileZilla には良くない印象を持っていましたが、ゴトログさんのブログ記事で「公式サイトのFilezilla(Mac版)から、マルウェアが検出された件。」が公開され、Filezilla公式で配布されている同ソフトから、マルウェアが検出されたと報告されています。(ESETによる検出)

なんと、Filezillaのインストール用zipファイルに含まれるファイルの8つのファイルのうち、2つがなんらかのマルウェアに感染しているという判定に。

マジですか。公式サイトだよね?これ・・・。

──ゴトログ。

この記事を読み、当方でもintegoの「VirusBarrier」で検疫したところ、FileZilla公式サイトで配布されている「FileZilla 3.23.0.2」のZIPファイル内からマルウェアを検出しました。(下図)filezilla-malware

OS X 用の「Spigot」は、まさにアドウェアの一種であり、悪意あるプログラムです。(検索すると、Spigotの削除方法を記したサイトが山のようにヒットします。被害者が多いのでしょう。)

公式サイトで配布しているものがこれでは、そもそも「Filezilla」は危なっかしくて使う気になりません。

当方では、FTPクライアントに「Fetch」を、WebDAV接続にはmacOS標準の機能を使用しています。

DiskWarrior はSSDで使用可能

日本語版を亘香通商が販売している、Mac用のソフト「ディスクウォーリア5(DiskWarrior 5)」ですが、HDDやFusionDriveで動作することは言明されています。しかし、SSDに使用して良いかはどこにも書かれていません。

果たしてSSDに「DiskWarrior」を使って良いのか?と疑問に思い、開発元のAlsoftのsupportページを調べたところ、以下の記述がありました。

The directory structure of a Solid State Drive, is the same as a more 鍍raditional hard drive – they both use HFS+ (Mac OS Extended).

As such, DiskWarrior can be safely used with an SSD device.

──出典元のページ(Alsoft)

一部が文字化けしていますが、1行目の文では「SSDはHDDとおなじディレクトリ構造、すなわち HFS+である。」と説明し、2行目で「ということで、DiskWarriorはSSDで安全に使用できます」と明記しています。

DiskWarrior 5 は、SSDに使用しても安全のようですね。

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