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テクノロジー

ChromeでCSS・borderによる線が印刷できない

Googleが配布するWebブラウザ「Chrome」で、CSSで指定した罫線が印刷できない場合があり、おそらくバグと思われます。WIndows / OS X(macOS)双方のバージョン 54.0.2840.98 以前のChromeで発現し、他のブラウザ(EDGE、safari、FireFox)では見られない現象です。(2016年11月現在)

boeder-style: solid 以外の場合に発現する

具体的には、印刷時のみCSSを適用するメディアクエリー @media print 内で指定した border-style や border による 線種の値が、solid 以外(dotted、dashed 等)の場合、プリンタで印刷しても印刷されず、印刷前のプレビューにも表示されません。

例えば、以下のような例です。

このようなコードで印刷用罫線をsfari、FireFox、EDGEで描画した場合、実際の例としては下のように印刷されます。

safari_border

ところが、同じページをChromeで印刷すると、下のようになり、罫線がいくつか消えてしまいます。1本だけの場合もあれば、複数本が消える場合があります。また、この現象はChromeを再起動しても完全には改善されません。

chrome_border

この現象が発現しているとき、chromeの印刷画面で用紙方向レイアウトを「横」にすると、消えてた線が表示されたり、別の罫線が消失することがあるのも特長です。(下図)

safari_border02

解決法は、線の種類を「solid」に指定すること

2016年11月現在、この現象の完璧な回避法が見つかりません。

検証したところ、CSSにおいて、border-style: solid; することでこの現象をひとまず回避できるようです。破線や点線での描画ができないのは、情報の重み付けに不便ですが、2016年11月現在では、この方法しかないようですね。 

eneloop乾電池で、iPhone6s をどのくらい充電できるのか

1週間に1回程度充電すれば良かった、初期のPHSと比較して、現在のスマホはたいへん電力食いです。

iPhone 6s も例外ではなく、便利に使っていたら1〜2日でバッテリーが尽きてしまい、充電の必要に迫られます。ところが、近くに充電できる設備が無い場合に盗電するわけにもいかず、災害で停電した場合は、手持ちのモバイルバッテリーが頼りになることもあります。

モバイルバッテリーに使われるリチウムイオン電池は、容量が大きいのが良いのですが、一度バッテリーを使い切ってしまうと、周りに充電する設備がない場合はどうしようもなく、また、充電できるコンセントを貸してもらった場合でも、充電が終わるまではそこから移動できなくなってしまいます

そんなときに、コンビニやスーパーで買えることもある、eneloop やエボルバ乾電池から充電できるUSB対応機は、頼もしい味方です。

eneloop 乾電池で、実際に iPhone 6s を充電してみました

eneloop の単三乾電池を2本×2組を準備し、サンヨーから発売されていた「eneloop スティックブースター」を用いて、実際に充電してみました。

SANYO eneloop スティックブースターとiPhone6s

結果は以下の通りです。

eneloop(スタンダード)×2本で充電できるのは、iPhone 6s の約30%

まず、実験直前に満充電にした eneloop 単3形(スタンダード:1,900mAh)×2個セットで試しました。すると、約1時間半ほどできっかり30%を充電できました(下図)。

eneloop 単三2本で、30%を充電できました。

1年半放置していたeneloopでは?

次に、約1年半放置していた eneloop 単3形(スタンダード:1,900mAh)×2個で試したところ、28%を充電できました(下図)。eneloop が出る前のニッケル水素電池は、2週間程度でほとんど放電していた事を考えると、頼もしいものですね。

1年半放置していたeneloopでは、28%充電できました。

 

eneloop 乾電池をスマホの予備バッテリーにするメリット

eneloop乾電池をモバイルバッテリの代わりにするメリットはいかの3つです。

  • eneloop は数年ほおっておいても、電力を保持している(10年で70%)ので、非常用に保存しっぱなしでも安心
  • eneloopは充電済みの状態で販売されているので、コンビニやスーパーで買い足して、移動しながら充電ができる
  • リチウムイオンのモバイルバッテリーよりは、温度変化などの環境に強い

その一方でデメリットもあります

  • スマホへ給電するには、電池の質量・体積に対して、電力量が少ない
  • 微妙にコスパが悪い一面がある
  • 小型の「スティックブースター」が廃番になってる(まだ市場には出回っていて、Amazon等でも買えますが)

現行のeneloop対応USB充電器とは?

現在では、eneloop充電器と、eneloopからのUSB給電がセットになった新型が発売されています。少々体積が大きいのが難点ですが、ACアダプタ+eneloop乾電池+スティックブースターをセットで保存/持ち歩く事を考えたら、大した差がないかもしれません。

販売元のPanasonicでは、この充電器に満充電した eneloop(標準タイプ)を4本挿して「約1,400mAhの内蔵バッテリーを有するスマートホンを、70%充電できる」と案内しています。eneloopの標準タイプは1本1,900mAhあるので、4本で7600mAhを使い、スマートホンに980mAhを充電できる、としているわけです。※数値が釣り合わないのは、スマホのほうが電圧が高い為です。

先ほどのサンヨーのスティックブースターでの実験では、満充電2本で約30%×2組が、合計で iPhone 6s(1,715mAhのバッテリー容量) の60%弱を充電できたました。計算すると 1,029mAh を充電できたことになります。同じ4本で49mAhの差があるのですが、まぁ…誤差の範囲内みたいなものでしょうか。

Adobe TypeKit Teamから、JavaScriptを変更するようメールを受け取った

当サイトでは、Adobe Type Kit によるWebフォントを、欧文に使用しています。

AdobeTypeKitによるWebフォントは、HTML文中にWebフォントを読み出すためのJavaScriptを記述していますが、このJavaScript文を最新のものに置き換えるように、Adobe TypeKit Team から通告されました。

メールの件名は「Typekit web fonts: republishing your kits on May 2, 2016」で、

Hello 拓理,

We’re breaking with Typekit tradition just this once, and need to republish a few of your kits. Here’s why:

In June 2014, we released a new, auto-updating version of our kit JavaScript. Auto-updating kit JavaScript allows our font serving to respond to changes in browser and OS support, add in new features, and take advantage of performance improvements we make.

(以下、案内文が続く)

要するに、2014年6月に、Adobe TypeKitを呼び出すJavaScript文の新しいものがリリースされましたが、私が古いものを使い続けているので、それを最新のものに(2016年の5月2日までに)置き換えるように、との事です。

新しいJavaScriptの入手・置き換え方

メール文中の“go to ”に続いているURLで、Adobe TypeKitのアカウントページにアクセスします。

TypeKitのアカウントページにアクセスします

必要ないのかもしれませんが、いちおう「再発行」をクリックして…、次に「キットエディター」をクリックします。

TypeKitの手順2

モーダルが表示されるので、右上の「埋め込みコード」をクリックして、表示される JavaScript コードを、Webページの古いコードと入れ替えたら完了です。

typekit03

WordPressなら、外観→テーマの編集で、header.php に組み込むと良いのではないでしょうか。

SONY サイバーショットDSC-W530の分解と改造に失敗する

昨年末(2013年末)のコミケで、一般参加者の方から「さっき、そこで落として壊れたので、分解用にこのカメラをあげます」という、たいへん嬉しい申し出がありました。舞い上がってしまってお名前を聞きそびれてしまいましたが、ここでお礼申し上げます。

scs-01

さて、そのカメラはSONY製の「DSC-W530」という機種なのですが、さっそく分解と赤外線写真用への改造を試みて…見事に失敗しました。今回は、失敗に至るまでの話です。

DSC-W530の分解手順

まず、左右側面と底面のネジ合計6本をすべて外します。このネジはどれも同じ種類・長さなので、まとめて取り扱ってかまいません。

scs-02次に、プラスチック製の背面カバーを外します。若干、ツメがひっかかる感触はありますが、カパっと外れます。

カバーを外したら、インタフェース基板と液晶モニタが乗っている台座を、ゆっくりと外します。この台座から、2本のフレキケーブルがメイン基板に繋がっています。細いフレキケーブルはそのまま引き抜き、幅広のケーブルはコネクタの押さえツメを跳ね上げてから引き抜きます(下写真)。

scs-03

台座を取り外すと、撮影素子(CCDまたはCMOS)の基板が見えます。基板からのフレキケーブルは、黒いテープで隠されたコネクタに繋がっています。このテープはなくても構わないので、剥がしてしまって大丈夫です。おそらく、緩み防止の為に貼られているのでしょう。

CCD基板を外すと、ローパスフィルタが見えて来ますネジ×2本を抜いてCCD基板を取り外すと、プラスチックのマウンタの中にCCDとローパスフィルタがあるのが見て取れます(上写真)。赤色に見えるのが、ガラス製のローパスフィルタです。

ローパスフィルタを外そうしたら、CCD自体がもげてしまった!

赤外線写真用に改造するためには、このローパスフィルタを外す必要がありますが、これがなかなか外れません。そのうち、プラスチックのマウンタとCCDごと、もげてしまいました(下写真)。

DSC-W530のCCD基板からもげてしまった、CCDとフィルタ・プラマウンター

CCDが、ハンダ付けされた基板からもげてしまっています。こうなっては戻しようがありませんので、今回の改造は失敗でした。

接着剤で固定されていた、ローパスフィルタとCCD

どうしてこうなってしまったのか…。分解すると、サイバーショットDSC-W530のCCD基板全体は、下図のような構造になっていました。

dsc-w530のccd基板構造

このうち、CCD素子はハンダ付けで基板に取り付けられています。プラスチックマウンタとローパスフィルタの境目を縫い針で擦ってみたら、ガラスの感触だけではなく、樹脂(接着剤)の感触が伝わってきました。

どうやら、プラスチックマウンタとローパスフィルターは、接着剤でCCD素子に取り付けられていたのです。これでは外しようがありません。 

結論として、SONY サイバーショット DSC-W530 は、赤外線写真用に改造するのは、ちょっと不可能だと思いました。

 

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